​​【オフィシャルインタビュー Vol.10】新井崇之
「ふざけんな。てめぇこの野郎。」と。本当にそれしかありませんでしたから。

【オフィシャルインタビュー Vol.10】新井崇之
―4月8日、TSUTAYA O-EASTにて開催された『SKAM LIFE’S IS DEAD』と銘打たれたワンマン公演。
前任ドラマーである丸山英紀も出演するという、今のLIPHLICHメンバー、そしてファンにとっても特別な思いを抱かずにはいられないであろう公演となった。
ファンに伝えられたこの公演に対するキーワードは「生きるために死ぬ」。
これを意味したものとは…それぞれに思いを聞いてみた―


―当公演のタイトル『SKAM LIFE’S IS DEAD』を名付けたのは久我新悟(Vo)とのことですが、これを受けてまず率直に感じたことはどんな事でしたか?

新井崇之:この提案を受けた時は意味が分かりませんでした。なぜ今になってこのワードが出てきたのか。『SKAM LIFE』というのは当時のメンバーの頭文字から取ったタイトルですし、もう何年も前の曲のタイトルでしたから。もう終わった事なんじゃないのかなと。

―メンバーごとにそれぞれ違った思いがあったのでは?当日をどんな気持ちで臨んだのでしょうか?また、他のメンバーはどう感じていたと思いますか?

新井崇之:そうですね。この日に関しては各々のテーマというか…特別な気持ちがあった事は間違いないと思います。敢えて他のメンバーには話を聞きませんでした。それぞれが自分の為に考えて出した各々の答えがあって、それに対して向き合い応える事だったので。皆も緊張していたと思います。リハーサルでもピリピリしてましたし、こういう緊張感は久しぶりでした。

―個人的にはどんなことを考えていたんでしょう?

新井崇之:僕はこれまでの自分の終止符という事を考えていました。この日のライブからまた自分になるという思いです。これまでの活動で沢山のライブをやってきましたが、そこで生まれる「慣れ」という事に自分が染まっている事にショックを受けました。勿論それまで手を抜いてきた訳ではないのですが、ライブ一本一本に対する重さという事の認識が薄れていたと思います。もし4月8日のライブが人生の終わりの日だったらどういうライブにするのか。この日に限らずこれからのライブの日…その日が最後だったらこのままの気持ちで良いのか。変な話ですけど、今日のライブで死んでも良いと思えるくらい自分の中のエネルギーを全部出す。その気持ちを失いかけていた自分との決別ですね。僕はただの演奏家ではなくバンドのメンバーですから。そしてバンドの魅力の一つですから。変に固くなったままで終わるのは間違ってます。そんな自分は死んで、気持ちも姿勢も新たに生まれるって感じです。

―実際にライブを終えてみて、達成感はありましたか?

新井崇之:ライブを終えたあとはその充実感を感じたので良かったと思います。ちゃんとやりきったかなと。おかげで翌日は身体がボロボロでしたけど(笑)。

―公演のオープニング映像(インタビュー)にて、過去在籍メンバーである丸山氏に対しての気になる発言がありました。当時の気持ちも踏まえ、詳しくお聞きしたいのですが...。

新井崇之:彼に対する素直な気持ちですね。「ふざけんな。てめぇこの野郎。」と。本当にそれしかありませんでしたから。

―そこまで言わせる程のきっかけがあったと?

新井崇之:彼のやる気があまり感じられなくなってきていて、それでもなんとかしたくて全員で色々話し合ったり考えたりしてました。その時はアルバムのレコーディング中でドラムも録り終わった後で、バンドの事を全て中途半端で全部投げ出した彼にがっかりもしました。怒りという感情が一番強かったですね。音楽を本気で続けるという事は辛い事も苦しい事もありますし、皆それでも歯を食いしばって前に進もうとしてるんですから。皆だって同じなんだよって。

―ライブ中はとても楽しんでいる表情が印象的でした。公演当日を含めたこの期間を経て、何か気持ちに変化などあったのでしょうか?

新井崇之:本当に楽しかったんです(笑)。二ヶ月ぶりのライブでしたから。僕はライブが大好きで、ステージが大好きなんですよ。本当の自分が解放される唯一の場所だと思ってますし、相当溜まったフラストレーションが解放されたのではないでしょうか(笑)。変化というよりも再認識できたのかなと思います。ライブ一本一本にかける情熱みたいなもの。リハーサルも多めに行いましたし、結果とても濃くていいライブになりました。初めてのワンマンライブに近い感覚だったんですよ。この感覚は大事だし、もう忘れたくないですね。

―LIPHLICHが経験してきたワンマンの中でも大きなステージとなりましたが、プレイ面やステージングへのアプローチなど意識した部分はありますか?

新井崇之:プレイ面はこの期間で色々な練習とかしてましたから、少し効果が出てたかなって思います。あと、この公演にあわせて細かい機材も入れ替えたんです。まぁ個人的に遊べる様な物ですね(笑)。今後も面白い事が出来ると思いますので楽しみにしててください。

―ステージでは縦横無尽に動いていましたよね。

新井崇之:ステージに関して意識したのは運動量です。とにかく目立ってやろうと。というのも、ライブってやり直し無しの一発勝負で見た人の記憶に残らないといけないって思うんです。ライブが終わって暫く経ったら忘れられてしまうかもしれないから。だから、その日ライブを見てくれた人全員のハイライトになる部分全てに僕を残しておきたいんです。ライブの中のカッコいい部分、面白い部分、感動した部分...なんでも良いんですけど最高だって部分に自分を残すというのを意識しました。それに広い会場に立ってるんですし、全部使わないと勿体ないですよね。

―ライブ中、一番印象に残った場面はどこですか?

新井崇之:一番ていうと難しいんですけど、5人(前任ドラマー:丸山氏含む)で演奏した『SKAM LIFE』ですかね。今後二度と無いんだなって思いながら演奏しました。後ろに丸ちゃんがいてこの曲のドラムを叩いてるのはとても不思議でしたね。あとは『ガベルマンの真相』の入りに僕がギター弾きながら歌う演出をしたのですが、あれは楽しかったです。また可能性が見えたのでまたやりたいです。それとMCで久我君が言った言葉。『頑張る。超頑張る。死ぬ気で頑張る。』この言葉がぐっと心に沁みました。これからの気持ちも込めて腕に軽くパンチ入れておきました。

―New Album『SMELL STAR』リリース、東名阪単独公演『SMELL LIKE 3 WAY』の開催が発表されましたが、どんな作品になるのか、また単独公演への意気込みなどをお聞かせください。

新井崇之:作品は既に録音が終わってる曲もあります。まだ完成までいってないですが、この公演というかこれまでの時間で得たもの、気持ちや情熱がさらに作品に注がれているので面白くなりそうです。良い意味でLIPHLICHらしくて、良い意味でLIPHLICHらしくない部分が見える作品になると思います。もっともっと幅広く多くの方に愛される作品になったら嬉しいです。オモシロいカッコいい音楽に飢えている人達の嗅覚を刺激すると思います。

―今回はその名の通り、東名阪の3箇所で単独公演が開催されますね。

新井崇之:楽しみで仕方ありません。名古屋と大阪での単独公演は久々ですね。ニューアルバムの看板背負ってますし、また沢山時間をかけて構築したモノをしっかり届けます。新曲が増えれば増えるほどライブの幅も広がりますから。カッコいいバンドという部分がより強く出るんじゃないかなって思います。本当に沢山の人に観て頂きたいですね。「百聞は一見に如かず」、本当にこれですよね。LIPHLICHという僕達の存在を本当に沢山の人に知ってもらいたいです。そして会場に来てくれた人のハイライトに全部僕が登場してみせます(笑)。
 

【2018年夏/LIPHLICH New Album「SMELL STAR」発売決定】

※詳細は後日お知らせいたします

【LIPHLICH 東名阪単独公演「SMELL LIKE 3 WAY」開催決定】

「SMELL LIKE 3 WAY」
2018年8月2日(木) 恵比寿LIQUIDROOM
2018年8月25日(土) umeda TRAD
2018年8月26日(日) 名古屋E.L.L

[開場/開演]
東京公演/開場18:30 開演19:00
大阪・名古屋公演/開場17:00 開演17:30

[チケット(共通)]
前売り:¥4,500 当日:¥5,000

[プレイガイド(共通)]

※※最速先行受付中※※

■最速先行Sチケット(4月9日(月)12:00~4月22日(日)23:59)
S Ticket Service抽選先行(郵便振替/クレジット決済)
【専用URL】https://www.s-ticket.co.jp

[お問い合わせ]
東京公演/DISK GARAGE 050-5533-0888
大阪公演/夢番地大阪 06-6341-3525
名古屋公演/キョードー東海 052-972-7466
Posted : 2018.04.17
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  • TITLE
    新井崇之Birthday公演「Signpost to live」
  • DATE
    2018.11.23[Fri]
  • VENUE
    高崎clubFLEEZ
  • TIME
    開場 / 17:00 開演 / 17:30
  • TICKET
    前売¥4,500 / 当日¥5,000